謹んで新春のお慶びを申し上げます。
昨年はひとかたならぬご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

何事も無い一日になりますようにと、今年ほど強く願った元旦はありませんでした。
昨年発生した能登地方を中心とする地震と豪雨により、被害に遭われた方々におかれましては、今なお大変な思いをされていることと存じます。一日も早い復興と平穏な日々が戻ることを心からお祈り申し上げます。

さて、新年1本目のブログ早々、完全に個人的かつ突拍子もない話になりますが、恐竜の化石が好きな私は、昨年11月に開催された「第1回 恐竜学検定」の初級を取得しました…!

※合格認定書が到着したので写真を差し替えました(1/14)

恐竜の化石が好きとはいえ、恐竜の名前は覚えられなくて化石だけを愛でてきたため名前は5体ほどしか知らなかったので、滑り込みで検定に申し込んだ後に読んだ検定対策の公式ガイドブックのあまりの難しさに驚愕しました。が、記念すべき第1回目で必ず初級を取得したい!という思いから最後の方は追い込み過ぎて、お風呂のシャワーヘッドがブラキオサウルスに見えてくるくらい猛勉強の末、合格しました…!
恐竜の名前は、例えばティラノ=暴君、サウルス=とかげ、トリ=3、ケラトプス=角をもつ顔などギリシャ語由来で難しいですが、様々な国の言葉に興味がある私には新しい言語を覚える感覚で、大変ながらもとても楽しいものでした。

私の推し恐竜は2003年に北海道で発見されたカムイサウルスですが、今回勉強していて次点で推したくなった恐竜はオヴィラプトルという体長1.5mほどの小型の恐竜です。
オヴィ=卵、ラプトル=泥棒という意味で、卵の側で息絶えた姿で見つかったことから名づけられましたが、のちにそれは命がけで自分の卵を守ろうとしていたことが判明したちょっと気の毒な恐竜です。
そんな、あまりメジャーでは無い物や事にも目を向け、今年の干支である巳(へび)のように柔軟に新たな挑戦ができる人間になれるよう精進していきたい翻訳編集担当、Fでした。

2025年が皆さまにとって、実り多き素晴らしい一年となりますことを心よりお祈りいたします。