こんにちは。札幌オフィスのMです。
春から夏にかけては、様々なお花が咲く季節。北海道の場合、雪に閉ざされた厳しい冬が過ぎ、函館方面から桜前線が北上してくるのが始まりです。薄ピンクの桜、紫色のライラックやラベンダー、黄色の菜の花やひまわり、赤白黄色、いろいろな色や品種のチューリップやバラ…。思わず「どの花みても~きれいだな~」と歌いたくなりますが、お花それぞれには「花言葉」というものがありますね。
例えば、菜の花の花言葉は「小さな幸せ」「元気いっぱい」「快活」「明るさ」など。私も春先に菜の花畑を訪れたとき、一面に広がる黄色の花を見てまさに「明るく元気で幸せな気持ち」になったので、その通りだなあと思います。ふと「花言葉は他の国でも同じ意味なのかな?」と疑問に思ったので、調べてみることにしました。
そもそも「花言葉」という概念は、17世紀のオスマン帝国(現在のトルコ)にて、手紙以外で自分の思いを伝える方法として箱に何かを入れて贈り物をする風習、その何かがお花だったことがきっかけで生まれたそうです。19世紀になるとフランスの貴族の女性たちが思いを伝えるために花束を贈るようになり、日本においても西洋文化の広まりに合わせて徐々に広まっていったのだとか。
菜の花の場合、海外では特定の花として認識されていないことが多く、一般的に「黄色い花」として「友情」「喜び」「幸せ」のような意味で捉えられるそうです。ちなみに私が留学していた韓国ではチェジュ島の菜の花が有名で、旅行はもちろん、ウェディングフォトの絶好のロケーションとしても人気です。「黄色い花」が明るくハッピーな印象を持たれているのは、世界共通のようですね。
私たちは普段言葉で気持ちを伝えますが、異国の人を前にすると、言葉の違いから緊張してしまったり、ついつい心の壁を作ってしまったりしますね。その一方で、お花は言葉を発しない代わりに、与えられた花言葉やその色を通して、贈る人の思いを届けてくれます。普段一緒にいる大切な人へ感謝を伝えたいけれど照れくさいとき、頑張っている自分をご自愛したいなーというとき…、気持ちにピッタリのお花を束ねて、贈ってみてはいかがでしょうか。
アラヤでは、クライアントの皆さまの伝えたい!気持ちを大切に、ひとつひとつの案件を取り扱っています。こんなことはできますか?といった段階でもかまいませんので、お気軽にご相談ください。