こんにちは、みなさん、筋肉動かしていますか?

カンザス大学のMark Haub(マーク・ハブ)教授が行った面白い実験をご存じでしょうか。

それは、お菓子やケーキのみを食べるダイエットで痩せることができるのか、という実験です。

彼が証明しようとしたのは「痩せるのに必要なのは、食べる量(カロリー)の制限であり『不健康な食べ物』を避けることではない」

ということでした。

彼は一日の食事の内2/3をピーナッツバターチョコレートバー、ドーナツ、ピザ、などのいわゆるジャンクフードから接種するという食生活を約10週間行いました。

必要最低限の健康維持のため、ビタミン剤やプロテインのシェイク、そして少しの野菜も接種していましたが、特別運動量を増やすなど、食事以外の生活習慣は変わっていませんでした。

この実験では、接種するカロリーを1,800キロカロリー程度(一般成人男性の推奨摂取カロリーは2,000キロカロリー程度)になるように調整し、ジャンクフードで少ない摂取カロリーを摂る生活を行いました。

結果はどうだったと思いますか?

なんと10週間で27ポンド(約12キロ)体重が減ったのです。

ハブ教授本人は、この実験を「健康的」とは勧めていません。

あくまで「栄養の質よりも、総カロリー摂取量の管理が体重減少において重要である」という点を示すための教育的実験として実施したものです。

では、悪玉コレステロールや、体脂肪率などの健康指標にはどのような結果が出たのでしょうか。

体重が痩せたとは言え、体内にはある程度の悪影響があったのでしょうか。

悪玉コレステロール(LDL)20%減少

善玉コレステロール(HDL)20%増加

中性脂肪(トリグリセリド)39%低下

BMIや体脂肪率の改善

皆さんが思うイメージや想定とは大きく異なった結果だったでしょうか。

短期間かつ実験的意味合いの強いダイエットですので、短絡的に結論を語ることはできませんが、少なくともこの実験においてハブ教授の体に起こった変化は「良い」ものでした。

メディアやSNSでよく見るダイエットは、お手軽だとか楽しく、なんていうことを謳いますが、

個人的にはシンプルに「消費カロリーが摂取カロリーを上回る」ということさえ守っていれば、人の体は痩せていくのになあ、と思ったり。

情報が溢れすぎるあまり、大事な原則を見落としてしまう、ということは今の世の中では往々にあることかと思います。

業務の効率化を推し進めようと思ったら、その整備のためにかえって膨大な時間と費用を費やしてしまい、最終的には効率化のために導入したシステムやものをうまく使うために人が動かなくてはいけない、という本末転倒なことが起こっていたり。

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業務というカロリーもうまくコントロールして、健康的なスタイルを手に入れませんか。

出典:

https://www.k-state.edu/news/newsreleases/sept10/haub90110.html

https://www.ksl.com/article/15294655/twinkie-diet-man-loses-weight-while-eating-junk-food

https://www.cbsnews.com/news/twinkie-diet-for-weight-loss-is-professor-haub-on-to-something

https://www.k-state.edu/news/newsreleases/sept10/morehaub91510.html

https://www.latimes.com/archives/la-xpm-2010-dec-06-la-he-fitness-twinkie-diet-20101206-story.html