先日、世界経済フォーラム(WEF)が世界の男女格差の状況をまとめた「2022年度 ジェンダーギャップ報告書」を発表しました。ジェンダーギャップの少ない国順に146カ国を対象としたランキングが毎年発表されており、私は毎年この発表を楽しみにしています。順位は、教育・健康・政治・経済の4分野を分析していて、教育環境や閣僚の数、賃金の男女差などを比べているそうです。

みなさん日本は今年何位だったと思いますか?

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正解は116位。悲しいかな、主要先進国の中では最下位の順位とのことです。

1位に輝いたのはアイスランド、2位はフィンランド、3位はノルウェーと北欧が毎年上位を独占しており、欧米圏の国々の名前が続きます。

こういったジェンダーギャップは、私たち日本人の生活のいたるところに潜んでいます。たとえば化粧品はやっぱり女性用のイメージが強いですし、重たい道具も男性が率先して運ぶ印象が強いですよね。職業によっては「女性でその職種は珍しいね!」という声もよく聞く気がします。しかし、こういった感覚は世界の人たちからすると「遅れている」という印象に繋がってしまうんですね。

アラヤは、こうした海外では当たり前の感覚、文化に配慮した伝え方やデザインを理解した上で、世界に伝えるためのコミュニケーションをご提供いたします。外国の方々とディスカッションを重ねたり、意見を聞きながら、海外の方に受け入れられやすく、また、魅力的に感じてもらえる表現を一緒に作りだしてみませんか?

ジェンダーレスランキングで上位の欧米で盛んな、デザインアワードへのエントリーもこうした文化的背景を一緒に考えながら、アピールポイントを探すお手伝いもさせていただきます!