みなさんはmiroってご存知ですか?

miroはオンラインホワイトボードサービスです。 皆さんが会議などで、ホワイトボードを使ってディスカッションするのと同じく、オンライン上でそれを行うツールとして提供されているサービスです。

参考までにmiroのサイトURLを記します↓
https://miro.com/ja/online-whiteboard/

私はある大学でデザインを教えていますが、昨年、同じ大学の先生からこのオンラインサービスのことを初めて聞きました。
同じ情報メディア系の先生で、コロナ禍でのオンライン授業におけるグループワークのやりづらさを相談する中、効率よく、かつ良好なコミュニケーションツールとして紹介されたのがこのオンラインホワイトボードサービスでした。同大学では、zoomを使ったオンライン授業を実施しており、zoomのメリットでもあるブレークアウトルームを使用したグループワークもコミュニケーション上ではあまり問題無いものの、教室で模造紙を囲んでディスカッションしながら自由に書き込んでいくような便利さはありません。

その点、miroはその模造紙がオンライン上に載り同様のコミュニケーションが取れるといいうのですから確かに魅力的でした。 しかし、昨年度の後期授業から対面授業となって使用する機会を逸したことや、不慣れなアプリを使うことで授業に支障をきたしてはとためらうところもあり、結局利用せずにおりました。

が、この度、弊社のあるプロジェクトで、ご協力いただいているパートナーのデザイナーIさんから、このmiroを使って情報共有したいとのご提案がありました。こちらのIさんも大学でデザインを教えており、そちらの大学では積極的に授業に取り入れて使っているとのことです。

果たしてその効果はいかがなものかと、興味津々でワクワクしながらmiroを体験しました。といっても、私自身は書き込むことはなかったのですが、Iさんが書き込む思考のメモをわかりやすく見て取れるところがとても面白く、また情報を俯瞰して見られるあの模造紙効果もあると感じました。模造紙に付箋を貼って情報整理していくあの感じです。
アナログ同様、直感的に使えるようです。
なんと言ってもオンライン上ですから、お互いが遠隔でこのボードを見られることや、時間に関係なく見たい時に見ることができるのは大きな魅力です。

さて、私はこのサービスを提供する側ではないので宣伝をしたい訳ではありません。

コロナ禍以降、働き方・オフィスの在り方・ライフスタイルなどが激変する中、それにマッチするよう様々なサービスが提供されていることに驚いているのです。
世の中では、環境やビジネスの変化が起こる度ごとに、様々な困難をより良い方向に導く解決方法が次々と見出されています。今回miroに触れてそんなことを感じています。

弊社はお客さまの困りごとの解決のお手伝いをしています。
世の中の変化によって起こる様々な課題を、従来のやり方にこだわらず新しいやり方も取り入れながらwithコロナ、afterコロナでも、常に「より良い未来」を目指してお客さまに寄り添いたいと考えています。