海外を意識したWeb・アプリ開発に必要な考え方と、それに関連した弊社のソリューションについてご紹介いたします。

海外を意識したWeb・アプリ開発の問題

日本で成果を上げたアプリを、海外でも使ってもらいたいと考える場合、みなさんは開発上どのような対策をお考えになりますでしょうか?

当然、UIとしてのボタンやガイダンス、エラーメッセージなどが日本語になっていれば、まずは英語化しよう、といったことを考えるのではないでしょうか。

しかしながら、とりあえず英語化した、ということと、実際に海外でも成功するということが必ずしもつながらないことは、多くの開発者が実感としていることです。

日本では実績のあるアプリが、海外ではなかなか受け入れられない、対策がわからない中、パートナーの海外販社に主導権をとられてしまった、といった問題が実際に起こっています。

この問題を克服するためには、単純な翻訳を超えたユーザー視点からの「ローカライズと国際化」というが不可欠です。

ローカライズとは

ローカライズとは、特定の言語や地域への適合化です。(ローカライズ:言語、色、操作性、等:ユニバーサルデザイン、ピクトグラム、共通仕様、等)
例えば、UIの言語を英語化するといった対策のことですが、ローカライズは言語に限ったものではありません。

文化的な背景から、ある国ではデザイン上の特別な色に意味を感じるかもしれません。アプリを使用するシーンや環境も、国や地域によって大きく異なる可能性があります。このようなことを鑑みてとる対策が、ローカライズです。

国際化とは

一方、国際化とは多様性を鑑みた汎用化や共通化です。

ユニバーサルデザインは国際化の分かりやすい例です。操作ボタンに言葉を用いず、汎用的なピクトグラムを用いれば共通の素材が使えます。

品質管理や効率化の都合を考え、各国の仕様に共通の機能や特徴について整理する、ということも国際化の考え方です。

このローカライズと国際化視点が、海外向け開発には欠かすことはできない要素なのです。

アラヤはローカライズ・国際化支援を専門としている会社です

アラヤは、開発プロセスの中で、お客様の課題や問題を「共有」させていただくところから関わらせていただきます。ローカライズ・国際化といった視点からお客様と「共に考え」、「プロジェクトを設計・創造・実行」し、「新しい価値」の実現を目指します。

アラヤには4つのソリューション領域があります

翻訳などの言語ソリューションをはじめとして、ピクトグラムを使ったたユニバーサル・デザインなどのデザインソリューション、Webやドキュメントの効率的管理を実現するシステムソリューション、文化的背景に基づく各国向け仕様の検証・提案などのコンサルティングソリューションと、医療機器、情報通信機器や工作機械等、様々な分野の国内メーカー様と、多数の実績を積み上げてきました。

アラヤグループは海外に強い日本の製品やサービスの実現をサポートします

貴社の課題やビジョンを共有いただけましたら、事例を交えてご相談に応じます。ぜひ、お気軽に弊社のブースへお立ち寄りください。