今週は奈良のお客様への訪問があり、久しぶりの奈良へ行きました。

JR奈良駅には外国人観光客の姿や彼らを乗せた大型バスが多くみられました。インバウンドが復調しているなぁという印象でした。

私は駅から宿泊ホテルまでの道のりを携帯の地図アプリを見ながら歩いているわけですが、一方で外国人の方々はトランクをひきながらも地図や携帯を見ることなく、すいすいと歩いていきます。

これは奈良だけでのことではなく、京都でも大阪でも東京でも同様に、殆どの人が、地理が分かっているかのように目的の場所へ向かっていました。とても不思議な光景といいましょうか、感覚になりました。

AI含めIT社会のおいては、基本的な情報から、応用的なものまで端末内で様々な情報源を駆使して、自分に最適な行動ができているということなのでしょう。

過去には、外国人観光客が感じる不満のワーストに必ず入っていた、「地図や案内の言語化」があり、同時に観光客には関係の薄い建物の記載もあり情報過多とも言われていましたが、今はこうしたところも改善されたということなのだろうか?

仕事でも選択と集中があるように、旅行客も自分に合った情報だけを最優先に取得し、「スムーズな旅」の設計をしているのでしょうね。

アラヤではインバウンド施策に関するソリューションも提供しています。
復調の兆しの中、旅行客が何を求め、何に不足を感じるのか、我々ももっと役に立てる物を提供できるよう日々是勉強ですね。