様々な企業が出展する展示会や社内イベント、賞の受賞展示など、
プレゼンテーション用のパネルを見かけることは多いと思います。

さて、そのパネル、見た人に伝わるものになっているでしょうか?

実際の商品やサービスがどんなに素晴らしいものであっても、パネルを見た人にその内容が伝わらなければ意味がありません。
正直、惜しいな〜、もったいないな〜と感じることが多々あります。   

パネルのデザインで度々見かける典型的な失敗はこのようなものです。

①内容構成において
・「なぜ」そうなのか、「どのようにして」そうなったのか、「誰」に向けて伝えたいのか、が不明確なもの
・レイアウトされた項目の内容に、構成のストーリーを感じないもの
・とにかく文字情報が多く、びっしりと載せられたもの
・アピールしたいポイントが多すぎるもの
・見出しなどで要点が明確にされてないもの

②デザインテクニックにおいて
・見たいと思わせるデザインになっていないもの
・ビジュアル(図や画像)での説明が不足して見づらいデザイン
・フォントの大きさ、書体選びが適切でないデザイン
・色使いが散漫ですっきりとせず、情報理解の妨げとなっているデザイン

「伝わるパネル」を制作するためには、情報整理、構成ストーリー、それをわかりやすく伝える情報デザイン、視覚デザインがポイントとなります。

  

アラヤでのパネルデザインは、単なるレイアウトデザインには終わりません。
デザイン制作の前に、最も重要なこととして、「どのような目的」で「誰に対して」、「何を伝えたいか」を明確にし、その上で、どのようなストーリーで構成すれば効果的に伝えられるかをプランしていきます。
パネルデザインのコンセプトです。

そのために、お客さまへのインタビューは背景への理解を深め、お客さまも気づいていない潜在的な想いを引き出すために欠かせないものとなります。関連する様々な資料の読み込みや、お客さまとのディスカッションも重要なプロセスとなっています。

その後、双方納得したプランに沿って、デザイン制作をスタートしていきます。

上記②の解決は、デザイナーの技量によるものです。
経験豊かな情報デザインのプロが、①を踏まえ、効果的かつ視覚的に伝わるデザインへと組み立てていきます。

海外で展示の場合は、外国人の方にも印象よく伝わるようなデザインを考慮します。
特に色使いは配慮が必要で、宗教的に禁忌の色使いは避けなければいけません。フォントや文章表現もネイティブチェックをかけるなど、パネルのデザインは見る人の視点で考えていきます。

アラヤでは「伝わるパネルデザイン」の制作において、この①・②のステップを含めてトータルデザインとしています。

弊社では、世界のデザイン賞や、様々な国内外の賞の応募をサポートさせていただいております。サポートはお客様のご要望に応じて、応募文章だけでなく、補足資料やパネルの制作のお手伝いもさせていただきます。

国内外の賞の応募でお困り事がありましたら、是非アラヤにご相談ください。

また、社内外での展示会出展のサポートなども、どうぞご相談ください。 お客さまに是非アラヤのサービスを体験していただきたいと思います。