6月になりました。
ちょうど1年前にこのブログでも触れましたが、ルバーブの季節です。
私は今年も無事にルバーブを手に入れ、せっせとジャムを作っています。まだの方はぜひ!

旬なものは旬なうちにと言っていましたが、今日は旬にこだわりすぎて旬を逃していた話をひとつ。


りんごといえば秋。
日本のスーパーでは一年中並ぶ果物のひとつではありますが、やはり秋に食べるりんごの味は格別です。色々な品種の国産りんごを次々に楽しめます。
私はその旬の味を忘れられないせいか、春になる頃にはりんごへの興味もすっかり無くなってしまいます。
そしてこの季節、果物売り場の主役はキウイですね。近所のスーパーに入るとすぐにキウイブラザーズがお出迎えしてくれ、私は毎回キウイを手に取り満足して売り場を去っていたのです。
一方、りんごは奥の棚に場所を移され、私の視界に一切入ってきませんでした。
去年までは。

先日、子どものお弁当の日に「デザートはりんごで」とリクエストされたのをきっかけに、ニュージーランド産のりんごに出会いました。「この時期にりんごか~」と思ったのですが、よく考えると南半球にあるニュージーランドは秋。りんごの季節だったのです。なぜ今まで気づけなかったのだろう・・・(おそらく、キウイブラザーズのせい)

奥の棚でひっそり、でもしっかり約2週間ごとに品種が入れ替えられており、色々な味を楽しんでいます。
ニュージーランド産のりんごは、日本産と比べてどの品種も大きさは小ぶりで食感も少し硬めでシャキシャキ。味は甘みと酸味のバランスがそれぞれ異なり、どれも爽やかでフレッシュな美味しさです。
そして最近は、酸味が強めの品種「JAZZ」が並び始めました。そのまま食べても美味しいですが、タルトタタンがオススメです。市販のパイ生地を使えば、ルバーブジャムに次ぐ手軽さです。
まさかこの時期にタルトタタンを味わえるとは!
知らないうちに、思い込みやこだわりで視野が狭くなってしまっていたなと思う出来事でした。

そしてこの季節といえば、統合報告書の英語版制作や世界のデザイン賞に関するお問い合わせ・ご相談等を多くいただく時期でもあります。
アラヤでは、言葉や文化の違いを理解したネイティブの視点からお客様のサポートをしております。お気軽にご相談ください。