年末年始に金沢を旅行した際、思いがけない出会いがありました。

年の瀬の金沢市内は、観光客で賑わっていました。
観光地はインバウンドの影響で外国人観光客が多く、
周辺のレストランもたくさんの観光客であふれていました。
年が明けて元旦の朝、その周辺で観光できるのは兼六園くらいだと聞いたので行ってみることに。
ホテルから駅前のバスターミナルに向かう途中、地下道に降りるエレベーターで、
一組のオーストラリア人夫婦と乗り合わせました。

一緒にいた娘を「かわいいわね!何歳?」と英語で褒めて下さったので、「ありがとう!大きいけれどまだ4歳なんです。」 と応答すると、
「あなた英語話せるの??」と驚かれ、そこから駅まで話しながら歩きました。

「昨日のカウントダウンは花火がなかったけど、日本ではカウントダウンに花火をやらないの?」
などの他愛のない話で盛り上がっていると、旦那さんの方が口を開きました。
「僕はオーストラリアで、包装関係の仕事をしているんだけど、日本のレコードの包装フィルムの品質が断トツで良くてね。どこの会社で作っているか、わかるかい?」と聞いてきました。

レコードの包装フィルム!!

どうやら、日本製のフィルムは丈夫で、開けるときもきれいに開けられて非常に品質が良いのだそう。
とはいえその業界には詳しくないので、どこで作られているのかは全く思い浮かびませんでした。

日本の製品が世界で愛される理由は何でしょうか。
その理由は、品質の高さ、配慮の行き届いた使いやすさ、独自の技術性・職人技、そして革新性にあると思います。
消費者の「困った」を解消するように常に品質改善を目指しているところは、やはり日本人独特の気質なのかなと思います。

日本人にしてみれば、景気もずっと悪いし先行きが不透明すぎて不安しかありませんが、外から見た日本はまだまだ「Made in Japan」なのかなと思うと、少し嬉しくなりました。