こんにちは、みなさん、筋肉動かしていますか?

私は時々筋トレをしています。

筋トレをしていると色々な種目を行うのですが、そのすべてがカタカナ(英語名)であることに気づきます。

もちろん「腹筋」とか「腕立て伏せ」ということもありますが、器具を使って行う種目は全てカタカナで名前がついているんじゃないかと思います。

誰もサイドレイズを「横挙げ」と言わないですし、キックバックを「後ろ蹴り」と言わないですね。(裏金のことではありませんし、脚のトレーニングでもありません。)

前回のブログでは「カーフレイズ」という種目に少し触れていたのですが、今回は「デッドリフト」という種目を紹介したいと思います。

「デッドリフト」と聞いて「Deadlift」というスペルを想像された方がいるかもしれません。

まさかそんな物騒な名前・・・と思うかもしれませんが「Deadlift」で合っています。

そうです。「死の挙上」なのです。(ヒェー!)

この物騒な名前の種目、実はスクワット、ベンチプレスと並び「BIG3」と呼ばれる非常に人気な種目の一つです。

この物騒な名前の由来には諸説あるようですが、

①死体を持ち上げる動作に似ているから(まさしくDeadをLiftするということですね・・・)

②死ぬほど辛いことから

③静止した(Dead状態の)重量を持ち上げることから

等があげられます。

ちなみに私が初めてデッドリフトをしたときは、①が名前の由来だと聞きました。

ですがおそらく③が正しい由来でしょう。

「死体を持ち上げる動作に似ている」と言っても、おそらく多くの人は死体を持ち上げた経験がないかと思いますので、なかなかどんな動作なのか想像がつかないかと思います。

この種目は、重量を地面から全身の力を使って持ち上げる種目なのですが、ケガをしないよう適切なフォームで行うと「ゴリラが前足を地面につけたり二足歩行の姿勢になったりしている」ような動作になります。

全く魅力的でない説明の仕方になってしまいましたが、この種目は「背中」「お尻」「脚」を鍛えられる、非常に優れた種目です。

そしてなにより、このデッドリフトという種目は、腰痛の改善や予防にとって、効果的な種目なのです。

(ゴリラの動作、と言われて無くなっていた興味が少し復活したのではないでしょうか?)

詳しくは割愛しますが、脊柱起立筋や腰椎安定筋群を鍛えられるデッドリフトを行うことによって腰痛に改善が見られた、という実験結果が多くあります。

筋トレの種目として行わなくても、デッドリフトの動作ができるようになれば、日常生活においても重たいものを持ち上げたりするときに、腰にかかる負担を大幅に軽減できます。

正しいフォームで行うのはなかなか難しい種目ですが、ぜひ挑戦してみてください。