こんにちは、みなさん、筋肉動かしていますか?
みなさんは「ふくらはぎ」の筋肉をご存じですか?
一時期、某企業のCMなどで「ひらめ筋」などと呼ばれ有名になったこともありました。
ふくらはぎの筋肉は正しくは「下腿三頭筋」と言い、その名の通り三つの筋肉で構成されています。
「ひらめ筋」はそのうちの一部にあたります。
・・・とここまで聞いて「あーはいはい、下腿三頭筋ね」
となった人はほとんどいないのではないでしょうか。
筋肉の知名度ランキングなんてものがもしあれば、下位にランクインしてしまいそうな筋肉です。
大胸筋や上腕二頭筋、腹筋(腹直筋)に比べたらかなり知名度の低い筋肉かと思います。
ちなみにそんな下腿三頭筋にも、ピンポイントに鍛える筋力トレーニングがあります。
「カーフレイズ」という種目で、名前だけ聞くと何か必殺技のように妙にかっこいいですが、
簡単に説明すれば「一生懸命つま先立ちをする」だけのトレーニングです。
カーフレイズのための割と大きな仰々しいマシンもあるのですが、そのマシンの上で何をするかと言えば、
つま先立ちをして戻って、またつま先立ちをして戻って・・・の繰り返し。
このトレーニングをしている人は周りから見れば
「辛そうな顔をしながら上下に20㎝くらい動いている人」なわけです。
ジムでこの種目をしている私に向けられる「何してんだコイツ」という目はなかなかに辛辣なものであります。
なので私は目をつむり、下を向きながらこの種目を行っています。
存在も地味で、その鍛え方もまた地味なんです。
ですがこの地味な下腿三頭筋は、実は人間の体にとって非常に大切な役割を担っているのです。
下腿三頭筋は別名「第二の心臓」と呼ばれ、心臓より低い位置の血液を心臓に戻すポンプとして機能しています。
地味な筋肉に、何ともかっこいい別名がついているのであります。
実際、この下腿三頭筋がしっかり働いていれば、ポンプとして血液を循環させ、血行不良による「むくみ」や「冷え性」などの改善に大いに役立ちます。
(原因が血行不良によるものではない場合に改善は見られません。)
この筋肉を好んで鍛える人はあまり多くないと思いますが、どんな人にとっても鍛えるべき重要な筋肉なのです。
見栄えが特別かっこいいわけでもなく、鍛えるのも地味で、決して華やかとは言えない筋肉ですが、
体にとって欠かせない大切な機能を担っています。
ALAYAの提供しているサービスに「ポリティカルコレクトネスチェック」というものがございます。
ポリティカルコレクトネス=人種、性別、宗教、趣味嗜好、年齢をはじめとしたあらゆる差別表現をなくし、意図せず一部の立場の人を否定し、傷つけてしまう可能性を減そうとする考え方のことで、
製品・サービス・企業紹介などあらゆるものの中に存在する
「誰かを傷つけてしまう可能性」
を排除するためのチェックのサービスとなっております。
特に海外では非常に高い関心を得ております。
「このポスターの中の写真は特定の地域の人にとって○○というネガティブなことを連想させるかも・・・」
「この表現は男性または女性にとって差別的と感じる人がいるかもしれない・・・」
「この色遣いは特定の何かを示唆すると受け取る人が万が一いるかもしれない・・・」
というように大変地道で、細かい部分のチェックになりますが、
海外に進出する上で、大いに意味のある作業です。
下腿三頭筋が、地味ながら体にとって重要であるように、ポリティカルコレクトネスチェックも企業の海外展開において、見逃せない重要な役割を果たすかもしれません。