こんにちは。東京はもうそろそろ梅雨入りを迎えそうですね。

日々、TVやネットニュース、SNSなど情報過多な世の中で、より正しい情報を得るための見極めが大変難しくなっているのを実感しております。

身近な生活でもそう感じることのひとつが、ネット上での買物です。

コロナ禍でますますネットショッピングの需要は増加しているそうで、私自身もよくネットでの買物を利用しています。膨大な商品の中から、写真や紹介文を参考にしつつ、購入するか否かの判断材料の決め手となるのは購入者の口コミ、特にデメリットの声です。

商品に関する悪い声が多くあっても、自分にとって受け入れられる場合や、それを上回る良い点があれば十分検討対象になりますし、購入することはよくあります。むしろ良いことばかりしか書かれていないと、逆に疑ってしまう自分がいます(笑)

判断材料として良し悪し両面わかるというのが、ネットショッピングのよいところですね。

さて、次はデメリットという言葉つながりで、最近の業務で感じたことをお話しします。先日、弊社お客様より、とある国の地域言語に係わる業務のお見積り依頼がありました。

過去にも他の地域言語の対応実績はありましたが、今回のご依頼言語に関しては言語の特性上、リソースが大変少なくかつ案件内容から予想しうる品質を想定したところ、お受けするのは難しいのではないかとの結論になりました。そのあたりのデメリットを担当者よりお客様へお伝えしたところ、今回は弊社への依頼はされない結果となりました。

100%お受けできない案件ではなく、またお受けできなかったことは心苦しく残念ではありますが、アラヤが提供している品質の維持と、お客様のご要望をすりあわせることにより、今後の課題が見えてきた部分もありましたので、デメリットをお伝えする=ネガティブな結果、には決してつながらないなと感じました。

物事は一方面からではなく多方面から情報を得ることが大事ですし、提供する側もそういう姿勢でお伝えしたいと感じた出来事でした。