アラヤにお仕事のご相談をいただく際は、「翻訳をお願いします」、「PDFをください」、「ここを削除してください」…など、直接的、具体的なリクエストももちろん重要ですが、できればその先、その奥にある背景や目的をぜひお知らせください。

私はプロジェクトマネージャーとして、翻訳者やデザイナーをはじめ、さまざまなリソースの手配をしていますが、たとえば、翻訳者に仕事を依頼する際、ただ「X語からY語に翻訳お願いします」と言えばいいかというと、決してそうではありません。どんなときに、どういう人が読むものなのか、その意図や目的を伝える必要があります。どんなに素晴らしい言葉を紡ぎ出す翻訳者でも、それを知らずに翻訳をしたのでは、お客さまの求めている成果物を納品することはできないからです。

思えば、これと似たことは生活の中でもけっこう起こっています。
店員さんに
「〇〇(商品名)はありますか?」と聞いて、
「ないです」と言われたとき。
ないのは今だけで、いつなら入荷する、とか、そもそもこの店には扱いがない、とか、もう少し説明をしてくれてもいいのに…と、不親切なその人にがっかりしながら店を後にしたことはありませんか? たとえば
「△△したいんだけど、〇〇は置いてますか?」と聞けば
「〇〇は扱いがないですが、△△に使える◎◎ならあります」
という答えが得られるかもしれません。

アラヤのサービスも同じです。
チラシに使いたい、WEBにアップしたい、印刷したい、ヨーロッパの富裕層がターゲットだからそれに合ったデザインに変えたい…など、お悩みや思いの「元」になっていることをお聞かせいただければ、それにふさわしい解決策を見つけてご提案することができます。

はからずも、当初想定していた成果物ではない、それ以上の新しいものを手に入れられるかもしれません。