先日の夏休みの自由研究を息子とやったのですが、興味は有りつつも色々と苦労させられました。
宇宙に関する事をやりたいと言う事で、新月も近かったので月の満ち欠けを撮影する事に決まり軽い気持ちで開始しました。
天体望遠鏡も用意して撮影に挑んだのですが、新月の8/8から天気がくずれ初めるのと、新月後の月は深夜上がり、19時には完全に沈んでしまう事や、観測しようとすると月の動く速度が思ったより早い事に難儀し、色々勉強させられました。(月を天体望遠鏡で観測するのに、合わせ、ピントなどで時間がかかる)
空を見上げる機会がグッと上がり、ふとどの位遠いのか興味を持ったので、調べて見ました。

下記は地球からの距離で光の速度1秒間に30万km進むという大体の距離と時間です。
地球  大きさ1万3000km
月  距離38万km 大きさ3500km 光の速さで1.3秒
太陽 距離1億5000万km 大きさ140万km 光の速さで8分
水星 距離1億5000万km 大きさ4800km 光の速さで8分 
火星 距離2億3000万km 大きさ6500km 光の速さで13分
木星 距離7億5000万km 大きさ14万km 光の速さで40分 
土星 距離15億km    大きさ12万km 光の速さで80分

火星探査機が7ヶ月半かけて火星へ着陸した事を考えると、太陽系の近い惑星へは行けないですが行けそうな気がします。

夏の大三角形で一番遠い星のデネブは2600光年離れているそうで、この辺から思考が追いつきません。
今観測できるデネブの光は2600年前の光が届いて見えています。
大きさも地球の11,700倍。比較すると太陽すら点です。

これらすべてが同じ銀河の中の話しで、その銀河が数えられない程宇宙には存在しているという、ちょっと考えられません。
ちなみにお隣のアンドロメダ銀河まで行こうとすると光の速度で250万年かかるそうです。
その他の銀河が観測できる範囲で約2兆個。

もう想像すら出来ない話しですね。