2021年1月13日の朝日新聞デジタルより抜粋
「サッポロビールは、デザインの英語表記にスペルミスがあったとして発売中止を決めていた新商品の缶ビールについて、廃棄せずに発売すると13日発表した。SNSや同社に寄せられた販売を求める声を受け、対応を変えたという。」
商品は、サッポロビールがファミリーマートと共同開発した「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」。缶のデザイン表記の「LAGER(ラガー)」が誤って「LAGAR」となっていたそうな。
人のすることだから絶対はないけれど、複数人で何度もチェックしたであろうスペル。携わった人はどんな心境だったかと想像してしまいます。
きっと、LAGARをラガーと何気に頭の中でカタカナに変換してOKになってしまっていたんだろうなあと思うのです。
アラヤでもパッケージに使用する英語のネイティブチェックを依頼されることがありますが、この商品もネイティブチェックをしていたらスペル間違いを事前に回避できたかもしれない。そんなことを思わずにいられません。
まずは、消費者の声により商品が廃棄されずにすんでほっとしました。