もう10年以上も昔の話になりますが、私はカナダのナイアガラの滝周辺のゲストハウスで働いていたことがあります。

ナイアガラはカナダが誇る観光名所なだけあって、毎日色々な国からお客様がいらっしゃり、忙しくも楽しい日々を過ごしていました。ゲストハウスの業務だけではなく、簡単な観光案内や夕食に付き合うことも多く、日本では考えられないほどお客様との距離が近かったのを覚えています。

先日弊社のアメリカ人スタッフと話していた際、日本と海外の接客の違いについての話題になりました。中でも私がとても面白いと思ったのは、「笑顔」の捉え方。

接客において「笑顔」が大切なのは共通なのですが、アメリカでは「笑顔」こそが礼儀正しさだと言うのです。笑顔はフレンドリーな親しみやすさを表すものと思っていたので、驚きました。日本では真顔でいても真面目さや誠実さを表すため、その時々で笑顔と真顔は混ざっていると思いますが、アメリカではお客様への礼儀正しさを表すために、まずは「笑顔」でいることが大切だそうです。カナダ時代、いつも笑顔でいただろうか、、、とふと心配になりました(笑)

アラヤではこのような、日本と海外の文化や価値観の違いをふまえた「インバウンド対応のおもてなし研修」を実施しています。私も講師の一人として自分の経験も踏まえながら登壇しておりますので、ご興味を持っていただけましたら是非お気軽にご相談ください。