アラヤのデザイナーHです。最近、近所に引っ越してきた方が家に挨拶に来られました。お話を伺うと、地方から出てきて、特に縁もゆかりもないこの地で「カフェ」を開業するとのこと、ご本人曰く「YouTubeでカフェ開業の方法を勉強しました。後から猫が数匹、引っ越して来ます。」
もしかすると「猫カフェ」になるのかもしれません。

大島桜が咲き始めた頃の朝方、奇妙な動物が庭の石段を登ってきました。「例の猫カフェの猫さんが遊びに来ているのか」と一寸見のつもりが、姿が気になって二度見してしまいました。
「体が灰色で首回りに茶色の長毛」の動物、よくよく見ると「猫ではない、犬でもない、外来種のハクビシンのような気もするが違う気もする、見た目は小型のハイエナのような…」と思案していました。

結局、ネットで検索してみると全てハズレで、実は「毛がないタヌキ」でした。なぜ「毛がない」のかというと、ヒセンダニというダニに感染して毛が抜けてしまったのだそうです。全国的に「毛がないタヌキ」が発見されていて、ペットや人に感染する恐れがあるとのこと、あまり近づかない方がよさそうです。いやはや、野生動物の世界も大変なことになっています。

数日後の晩「キューーーン!」という聞いたことのない声がしました。何の声だろうと気になってYouTubeで探してみると「キューーーン!」はタヌキの声、あのタヌキさんも引っ越してきたのかもしれません。今朝はコーヒー豆の焙煎の香りがかすかに漂っています。

ちなみに、アラヤには「脚の長ーーーい!ニワトリ」がいます。
■ニワトリはこちら https://www.alaya.co.jp/case/5971/