昨年の夏に、「悩ましいインボイス制度」のタイトルでブログを書いて早7ヶ月、いよいよ制度導入まで半年となりました。
通称『インボイス制度』、正式名称『適格請求書等保存方式』、本当に始まるようです。

ということで、悩ましがってばかりもいられません。直近五年間内にお支払いが発生したお取引先法人、個人事業主の皆様へアンケートをお送りしました。

アラヤ㈱の「適格請求書発行事業者登録番号」をお知らせするとともに、お取引先様の「適格請求書発行事業者」登録状況をお尋ねしています。

既に登録済みであれば、事業者登録番号をお知らせいただきます。未登録であれば登録予定の有無を、さらに登録予定有りの場合はいつ登録の申請をするご予定かをお尋ねしています。

なお、「適格請求書発行事業者」登録の申請期限は2023年3月31日ですが、「令和5年度税制改正の大綱」の閣議決定に基づき、2023年9月30日までの申請については、インボイス制度が開始する2023年10月1日を登録開始日として登録される見込みです。

アンケートを回収の後は、10月1日以降の会計データを税法上正しく計上するために、お取引先様の「適格請求書発行事業者番号」の有無を明確に管理しなければなりません。経理担当だけでなく編集担当、営業担当も「インボイス制度」を理解し、お取引先様の登録状況を把握する必要があります。

アラヤ内において社員全員が「インボイス制度」について当事者意識を持つよう働きかけてゆくことも、取り組むべき大きな課題のひとつです。

まずはお取引先様からの情報収集です。アンケートメールを受け取ったお取引先様で、もしもこのブログを御覧の方がいらっしゃいましたら、ご理解のうえ、ぜひご回答にご協力をお願いいたします。