私は昔から映画や海外ドラマを観るのが好きなのですが、必ずといっていいほど「字幕」で見ます。
演じる俳優さんの生の声や感情を感じられるのと、やはりこれは職業病なのか、耳から聞こえる英語と字幕の内容を脳内で照らし合わせて、素晴らしい字幕がついていると「上手い!」、「この字幕の翻訳者さんは誰だろう」と興味津々になってしまうのです。

ところで「字幕翻訳」ですが、必ずしも元のセリフがそのまま日本語に直訳されているわけではない、ということをご存じでしょうか。
実はあまり知らない人が多いのです。
視聴者がストレスなく動画を見続けるには、様々なルールが存在しているのです。

映像に日本語字幕を付けようとするときに、1画面に表示する字幕は最大2行で、1行辺り13文字前後、表示時間は1~7秒程とされています。
それを超えてしまうと、読みにくかったり表示時間内に読み切れないといったことが起こります。
その限られた字数制限の中で、前後のストーリーなどから全体の意味をくみ取って意訳されます。

特にアメリカンジョークなど、直訳では日本人には全く笑えない内容の文章などを、クスッと笑えるように翻訳するのはとても難しい作業です。 こういった面からも、字幕翻訳は翻訳者のキラリと光るセンスと経験が求められる作業だと感じています。

さて、アラヤではここ数年、動画での会社案内や会議資料の作成のご依頼をたくさん頂いています。作成した動画に字幕を入れたり、ナレーション音声を入れたりする作業も同時に発生する場合が多いのですが、そのような字幕やナレーション翻訳の経験も豊富ですので、是非ご相談ください。

字幕で動画をローカライズ!
https://www.alaya.co.jp/case/305/
 動画のナレーション翻訳
https://www.alaya.co.jp/case/3152/
 多言語アナウンスの音声収録
https://www.alaya.co.jp/case/3167/
お手持ちの動画を活用するために
https://www.alaya.co.jp/case/3314/