旬のものは旬のうちに、タイミングを逃さない

今年もルバーブの季節がやってきました。 ルバーブとは別名「食用大黄(ショクヨウダイオウ)」という、主に長野県や北海道などで栽培される赤色の茎をした野菜です。 私とルバーブの出会いは3年ほど前。近所のスーパーで、野菜売り場の片隅に並んでいるのを偶然見つけ、興味本位で手に取ったのが始まりでした。特に料理が得意なわけでもなく、お菓子作りにも明るくない私は、一番手軽そうなジャムを作ることにしました。 作ってみると本当に簡単。そして美味しい。 材料は、ルバーブの茎(葉の部分は中毒症... Read More

1円は硬貨なのか、物質なのか。

ゴールデンウィークを利用して、岐阜県立美術館で開催されている「清流の国ぎふ芸術祭 Art Award IN THE CUBE 2023」を訪れました。4.8m(幅)×4.8m(奥行)×3.6m(高さ)のキューブ空間を利用して自由に表現をするという公募企画で、入選した14作品が展示されていました。3回目となる今回のテーマは“「リアル」のゆくえ” コロナ禍でデジタル化、AIの急速な発展を目の当たりにして、「リアル」とは?という疑問を抱いている人も多いのではないかと思います。デジタルと現実の境界、人と人... Read More

インバウンド復調から感じること。

今週は奈良のお客様への訪問があり、久しぶりの奈良へ行きました。 JR奈良駅には外国人観光客の姿や彼らを乗せた大型バスが多くみられました。インバウンドが復調しているなぁという印象でした。 私は駅から宿泊ホテルまでの道のりを携帯の地図アプリを見ながら歩いているわけですが、一方で外国人の方々はトランクをひきながらも地図や携帯を見ることなく、すいすいと歩いていきます。 これは奈良だけでのことではなく、京都でも大阪でも東京でも同様に、殆どの人が、地理が分かっているかのように目的の場所へ向かってい... Read More

AIと子どもの未来

この4月、息子が中学生になりました。真新しいブカブカの制服を着て、緊張気味に始まった新生活。小学生の頃とは違い、勉強も塾も部活も始まり、とても忙しい毎日についていくので必死です。 「高校受験」も意識し始めなければならず、そうなるとぼんやりとでも「将来自分はなにをやりたいか」「どんな分野で活躍したいか」について考えなければなりません。まだまだあどけない息子と、塾で配られた「高校一覧」の冊子を広げながら、どこがいいかね~と偏差値を見ながら話し合っていましたが、どうも私の中で違和感が。 私... Read More

ネーミングは楽しい

皆さんは自分でネーミングを考えたことはありますか? 私はある大学でデザインを教えていましたが、その課題の一つに商品ネーミングも加えていました。授業ではネーミングの発想法として、典型的な造語法を教えます。これを学ぶと、ネーミング素人の学生でも、造語法を使ってたくさんのアイデアを出すことができ、講師陣も脱帽するような魅力的なネーミングを創出することがあります。 もちろん、リーガルチェックはしませんし類似は大目に見ますので、実際に使えるものとはなりません。 ネーミングは、ただ闇雲に考... Read More

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